GPリール




みなさんはリールがどこにあるかご存知ですか?

リールはフランスの北部、ベルギーとの国境近くにある街です。日本からの直行便が無いため、今回は羽田からまずパリ近郊のシャルル・ド・ゴール空港に飛びました。フライト時間は13時間弱で、空港からパリに行くまでは電車で1時間ほどかかります。フランスに到着したのは火曜日の夕方だったのですが、空港からパリに向かう電車はさながら東京のような満員電車でした。超満員の電車で、特大スーツケース4つを2人で持って移動することはさすがに苦労しました。



ベルギーとの国境付近に位置するリール


善い人? 悪い人?

今回はGPリールの前にパリに宿泊して、一日かけて街を歩き倒しました。日本での生活に慣れていると、平和ボケしてしまって所持品の管理が甘くなりがちですよね。しかし、海外にいる時は、同じ感覚でいるのはまずいと言えるしょう。特に大都会や満員電車などの混雑する場所では、スリに合わぬよう貴重品や手荷物をしっかりと肌身離さず握っていることが大切です。パリで歩いているとき、見知らぬ男性が急に話しかけてきました。「Excuse me. Hello?」 なんだか怪しい感じがしたので、無視して歩き続けました。それでも男性は話しかけ続けてきました。 「Excuse me, it's not safe to put your phone in your back pocket(あの、ケータイを後ろのポケットに入れておくのは安全じゃないですよ)」 ここで私は思い出したのです - しまった!iPhoneをジーパンの後ろポケットに入れてた!危なかった〜… 。怪しいと思っていた男性は、超絶親切な方だったのです(無視し続けてごめんなさい)。


お洒落な街、パリ



凱旋門を撮る私


エッフェル塔(これは通常のライトアップ


海外にいるときには、気をつけなければならないこともありますが、日本にはない素敵な物事にもたくさん出会えます。凱旋門にルーヴル美術館(外から眺めただけ)、シャンゼリゼ通りで軽くショッピングをしてから、セーヌ川沿いを散歩しました。さすがは世界屈指のファッションブランド発祥の地、街行くパリジャンはお洒落な人が多かったです。日没近くにエッフェル塔を訪れ、きらきら輝くライトアップを楽しみにしていたのですが…1時間に1回ほどしか“きらきら”は無いらしく、今回は残念ながら見ることができませんでした。



特大マカロンでティータイム



ところ変わればGPも変わる

木曜日、電車でリールの街へ移動しました。今回の会場はリールの中心街から徒歩15分ほどでした。パリでもそうだったのですが、フランスは色々と警備が厳しいです。GP会場のホールに入る時も、パリのショッピングモールや教会に入る時も、必ず持ち物検査がありました。ゴミ箱も透明な袋が丸出しのものが多く、テロを警戒している体制が見て取れます。GP会場を出入りする際に、毎回荷物検査があるのは面倒に感じた部分もありますが、セキュリティ面で安心できると感じました。



GPリールの会場



GPはすべてウィザーズ・オブ・ザ・コーストの公認イベントですが、開催地によってセキュリティや場内ルール、会場の雰囲気などは千差万別です。去年のGP香港では、場内飲食禁止のうえ、飲食物の持ち込みについても入り口で厳しく制限されました。対して、今回のGPリールでは、会場内に大きなカフェスペースがあり、その場で作ってくれるクレープやワッフル、ホットドックにサンドイッチ、驚くことに日本のおにぎりまで販売されていました。興味本位でサーモンのおにぎりを買ってみましたが、なんと3.7ユーロ(480円くらい)!見た目とサイズは日本のコンビニおにぎりにそっくり。味はというと・・・ご飯が強烈な酢飯になっていて、かなり甘酸っぱいおにぎりに仕上がっていました。海外ではお寿司が人気なので、その進化系として作られたおにぎり、といったところでしょうか・・・。



太陽光が入り込む明るい会場でした



サーモンのおにぎり



忌々しき柱

今回のGPでは、東京MTGの販売ブースが微妙な位置に割り当てられていました。会場内には大きな柱が何本もあったのですが、その柱の陰になるような場所でした。さらに悪いことには、この大きな柱は空調設備も兼ねており、柱から常に温風が吹き出していたのです。ブースに長時間いると肌も喉も乾燥し、体調が悪くなるスタッフが続出しました。私自身も体調を崩し、薬局で解熱鎮痛剤を買う羽目になりました。GPは通常3日間、朝から晩まで続くので、販売ブースを出す私たちにとってはかなり気力・体力を要するイベントと言えます。海外GPともなれば、長距離フライト、時差ボケ、慣れない食事、ホテル生活、と適応しなければならない要素がたくさんあります。

「旅しながら働く」 というライフスタイルは、自由度が高くリフレッシュできる生活ではありますが、それを謳歌するためには、それなりの準備と対策が必要なのです。この辺りについては、次回以降の記事で紹介したいと思います。