GP シンガポール

こんにちは!今回から始まる「Yuko's GP Adventure」を担当する、Yukoです。マジックに関してはあまり詳しくありませんが、これから少しずつ勉強していこうと思います!新しいことにチャレンジするのが好きで、未知の世界に触れられる「旅」が私の趣味です。

私が大好きな「旅」と「マジック」が合わさった、夢のような行事がGPです。ご存知の通り、マジック:ザ・ギャザリングのグランプリ(GP)は、日本を含め、世界各地で毎週末のように開催されます。この連載記事では、各地で行われるGPへの出張談を紹介したいと思います。マジックのイベントだけではなく、開催地の観光も含めた「旅しながら働く」というライフスタイルが、この記事のテーマです。

その記念すべき第一弾となる今回は、6月に開催されたGPシンガポールについてです!

ちょっとしたトラブルは旅の醍醐味!



シンガポール チャンギ国際空港へは、成田から直行便で7時間ちょっとで到着します。シンガポールについたのは夜の11時半ごろでした。
空港に到着して、まずはSIMカードを購入。お店のお姉さんが「もう遅いから、タクシーは呼ばないと来ないよ。だから呼んであげる」と言いました。「親切なお姉さんだなぁ…」とはじめは思っていましたが、「タクシーを呼ぶには、パスポートが必要だから見せて」「クレジットカードもある?」と、どんどん怪しくなっていきます…。それでも、深夜に宿泊先のホテルに行けないのは困るし、私は眠気マックスだったので、あまりよく考えずに「はい、どうぞ」とパスポートを手渡してしまいました。(※危険なので、皆さんは真似しないようにしましょう)

待つこと5分ほど…。「だめだ、電話がつながらない。やっぱりタクシーは呼べない」と、お姉さんはパスポートを返しながら悪びれもなく言い放ちました。「そんな! 空港で一夜を明かすことになるのか!?」と一瞬焦りましたが、周りを見回すと案内表示板に「TAXI」の文字が。空港到着ロビーの端っこまで歩くと、TAXI乗り場がありました。そこには10台近くのタクシーが。「騙された! あのお姉さんが言ってたことは間違ってた!」—― 簡単に知らない人を信用してはいけない、と旅の初っ端から思い知らされたのでした。ほどなくしてタクシーに乗車し、宿泊先のホテルに無事到着しました。おやすみなさい。

会場は巨大なシンガポールエクスポ



GPシンガポールの会場は、チャンギ国際空港から地下鉄で20分ほどのところにあるEXPO(エクスポ)でした。とても大きな展示会場で、GPの週末には他のイベントもたくさん行われていました。家具・家電展示会、シンガポール・アジアンフードフェスタ、子ども向けのイベント、音楽ライブコンサート…などなど、とにかく人であふれていました。GP会場は、EXPOのかなり奥の2階部分でしたが、床には上品な絨毯が敷かれ、パイプ椅子ではないしっかりとした椅子と、テーブルにはビロードのような重厚感ただようテーブルクロス…さながらホテルの大宴会場のようでした。



ただ、シンガポールに来て一番困ったのが、「冷房効きすぎ問題」です。シンガポールは年間を通して25度以上と、いわゆる常夏の国ですが、それにしても屋内が寒い。冷房がガンガンに効いているのです。あまりにも寒くて、私はユニクロに長袖を買いに走ったほど。シンガポールに行く際には、冷房対策として長袖長ズボンを1枚は持っていくことをお勧めします。極度の暑がりさんにはちょうど良いのかも?

日本ブーム到来!?

シンガポールでは日本の食や文化が幅広く受け入れられ、ブームになっています。すし屋やラーメン屋は当たり前、ユニクロやダイソーまであります。そして、GP会場でも目立ったのが日本のモチーフ(富士山など)や日本語がプリントされたTシャツを着ている人の多さです。しかも、その日本語がとにかく面白い。「未来はここにある」「わたしはオタクだ」—― 皆さんもシンガポールを訪れた際には、「変な日本語Tシャツ」を探してみるのも面白いかもしれません。



今年はMTG25周年ということで、GPでも様々な催しが行われていますが、GPシンガポールでは、カップケーキが用意されていました。マジックの5色にちなんだカラフルな色のクリームが目を引きます。クリームがたっぷり上に乗った、蒸しパンのようなカップケーキでした。食べてみると…とにかく甘い。砂糖がシャリシャリいっているのが聞こえました。私は甘党なので美味しくいただきましたが、もう一人のスタッフは体が受け付けなったようです。

近未来を感じさせるベイエリアの観光地



GPも無事終わり、帰国前にちょっとした観光もしました。まずは有名なマーライオン。「世界三大がっかり」と言われるだけに、「あ、これなのね」といった感じ。周りは観光客だらけでした。セルフィースティックにつつかれないように注意して歩きましょう。



続いてガーデン・バイ・ザ・ベイ。巨大なガラスドームの中にある植物園。フラワー・ドームとクラウド・フォレストという2つのドームに分かれています。フラワー・ドームは多種多様な草木花が見事です。クラウド・フォレストでは人工滝に圧巻されるでしょう。冷房の効いたドーム内は快適で、歩いて回るのが楽しいです。そしてやはり見逃せないのが、高さ50mにもなるスーパーツリー。夜になると、幻想的な光をまとい、ガーデン・ラプソディという光と音楽のショーも行われます。

ダウンタウンから一足伸ばして、島全体がアミューズメントパークのようなセントーサ島にも行ってみました。ユニバーサル・スタジオ・シンガポールもこの島にあります。ですが、今回は自然を楽しむために、ビーチをゆったりと散歩しました。そのあと、森から対岸の島まで一気に下るジップラインに挑戦しました。地上75mの高さで450mの距離を、ロープで一気に滑り降りるメガジップ。そのスピードはなんと時速60kmにもなります。ハーネスを付けてぶら下がった時には、恐怖のあまり一瞬後悔しましたが、滑りだすとその爽快感に笑顔が溢れました。



新しい発見と刺激に満ちた旅

初めての土地を旅することは、新しい発見と刺激に満ちています。同じ場所に留まっていると、「当たり前」に感じてしまうことも、別の場所では「当たり前」ではなかったりするのです。旅は、日頃の自分を客観視するきっかけにもなります。皆さんも、GP参加も兼ねて世界へ飛び出してみてはいかがでしょうか。

▶次回予告:GPストックホルムの旅